全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)の結果が発表されました。三重県の結果は、・・・国語力の低下が元凶  進めるだけ進める学習塾、三重県伊勢市御薗町の進学塾「勢進塾」

小学6年生と中学3年生を対象に4/18に実施された全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)の結果について、8/28に文部科学省が発表しました。科目は国語と数学(算数)のそれぞれ知識力を問う問題(A)と知識活用力を問う問題(B)に分かれています。都道府県別平均正答数を過去のものと比較すると、地域差の縮小が進み、成績下位層の底上げ傾向が続いているとのことです。三重県の結果を見てみると、小学生は全ての教科共に全国平均を下回り、中学生は唯一、数学Aのみが僅かに平均を上回ったに過ぎない惨憺たる結果となっています。鈴木英敬知事も「深刻に受けとめている」とコメントされています。ただ白紙解答の割合が改善されており、「粘り強く頑張ったことがうかがえる」とも仰っています。中部地域で最も順位が高かったのは福井県で、10回連続して上位をキープしており、新聞を活用して実生活と結びついた授業やインターネットでの遠隔授業など、教員の熱心な授業研究の成果と分析しています。

塾長は常々、塾生の「国語」という教科に対する学習意欲の低さに危機感を感じています。計算が得意な皆さんでも、語彙、文章を読み取る力がなければ理科や数学(算数)の文章問題を解くことが出来ません。理数系文章問題は、一旦図式化し全体像を把握する必要があります。その上で、最も確実で早い解法は何かを考えることも重要なのです。数学は計算力だけではないことを知って欲しいですね。

本テスト科目は国語と数学(算数)で、英語、理科・社会は無いので、これだけで全体の学力を評価できません。英語に偏重するあまり、国語の教育が疎かになっているという意見もありますが、昨年の英語教育状況調査[中3は英検3級以上を取得、または3級以上相当の英語力がある生徒の割合]では、三重県のランキングは47都道府県中37位と極めて低いものとなっていますので、この意見は正しくありません。やはり、国語力の向上がこの問題を解決する糸口なのだと思います。通塾率(2015年データ)は小学生(52.0%)、中学生(67.8%)共に通塾率全国7位を誇る三重県です。決して卑下することはありませんし、ランキングに一喜一憂することもありませんが、現状のままでよいと思わない方は、是非、当塾に来てください。当塾で使用しているe-ラーニング教材「すらら」は大変良くできた教材で、全国の600を超える学習塾や私立の学校に導入され、約3万人の生徒児童が同時に学習しています。難度が高い教材ですので、小学生の早い時期から学習を進めることを推奨します。遠方にお住まいの方、不登校のお子様には通信指導も承っております。塾近隣の生徒の皆様だけでなく、県内全域の皆様にもお勧めです。インターネット環境さえあればお使いできます。「国語」が不得意な皆様、通信学習で国語を学習してみませんか?是非、お問合せ下さい。