セントヨゼフ女子学園高校・中学校の塾の先生対象の入試報告・説明会に行ってきました。 三重県伊勢市の進学塾「勢進塾」

 

2017年4月13日午前、桜満開の好天の中、三重県総合文化センターにて開催された説明会に参加してきました。開塾して1年2カ月余り、現時点でこの高校・中学を受験希望の塾生はいないのですが、今後、希望者が出るかもしれませんし、何より塾運営の為です。

三重県下では四日市のメリノールが男女共学となりましたので、セントヨゼフは今年から県下唯一の女子校となり、その希少価値は高くなりました。英語教育に重きを置きつつも、大学受験の為の英語教育は行わないという校長先生のお言葉は非常に心に響きました。

出口である大学入試の結果ですが、国公立13名、早慶GMARCH関関同立が全体の2割、のべ149名が大学合格、海外の大学にも2名合格とのことです。

英語科の取り組みで報告がありましたが、1年生から6年生までで2級以上の英検取得者は139名おり、新年度、新たな取り組みとして全学年の英検2級以上のホルダーの中から希望者を募り、ハイレベルな英語のディスカッショングループを作って幅広いトッピックスについて討論をして使える英語力を伸ばしてゆくのだそうです。非常に良い試みで、これこそアクティブラーニングです。英検の級だけを取っても使わなければ、無意味ですからね。ちょっと残念なのは、英語のできる子だけというのではなく、レベルに応じた取り組みを考えて欲しいなと思いました。

中学入試については、大きな変更点がありました。まず、AO入試(国語・算数2科目)は一般入試と別日に実施し、親子同伴の面接を実施するそうです。また、後期入試の中止ということも報告がありました。英検取得者に対する優遇措置として、英検3級以上のホルダーには、AO入試では国語算数の合計200点に加えて英検レベルに応じて10~30点の加点。一般入試では4教科(国算理社)の合計350点に加え一律10点の加点が行われます。小学生でどれだけの受験生が英検3級以上を持っているのか興味がありましたが、2016年度受験生の中では合格者74名中10名が英検3級以上を所有しているということには驚きでした。

高校入試について、入試日が例年の金曜日から土曜日に変更され、2018年1月27日(土)に実施されます。一般入試は5教科50点満点、記述式(伝統です)。55%(138点)以上。専願入試は3教科50点満点記述式。5教科の5段階評価合計が17以上。高校入試でも英検3級以上は10点加算されます。

塾長は大学教員として26年間にわたり学生の研究指導をしてきましたが、英語論文が読めない(時間を掛ければ読める)、書けない学生が何人もいました。大学に入ったら英語の読み書きは当たり前、留学生が多い研究室では英語が公用語のところもありました。専門科目であっても英語で講義を受けなければならない時代です。私も大学院生の講義の3単位中1単位は英語で授業をしました。地元の三重県伊勢市で学習塾を開いた理由は、大学・大学院での高等教育に携わりながらも初中等教育の中で英語・国語・数学等の基礎教育の重要性を感じたからなのです。

当塾では、学習の進捗に応じて英検・数検の受験を初回に限りサポートしています。既に塾生の7割は何かしらの検定試験の有級者です。英語教育についてはネイティブな外国人教師によるインターネット回線を利用したスカイプ英会話を導入して、英語力の向上に努めています。先日のYahooニュースにありましたが、神戸の新中学1年生(12歳)で外国での留学経験もないのに、TOEIC試験(990点満点)で980点を取ったお子さんがおられます。3歳の頃から外国人が英語で保育をする教室に通い、英語の絵本から始めハリーポッターなどの小説を読みまくったそうです。6歳で英検準2級、7歳で2級に合格し、教室を止めてからも忘れないようにと、当塾でもやっているインターネット電話「スカイプ」で1日25分、フィリピン人の先生相手に英語を習っているそうです。このお子さんの名言を挙げて今日のブログを閉じます。

 

「辞書は引かない。分からない言葉でも次に出てきたときに辞書になる」。